【画像付き】リーチの基本を理解するだけでトップ率激増!

麻雀リーチの基準

リーチは麻雀というゲームの中で最強のアクションだと言えます。
麻雀漫画では、決める場面で、ひっそりとダマでマンガンを和了する場面が
よく見られますが、現実で勝ちきれるプレイヤーになろうと思った時、
なすべきことは逆となります。

ダマでひっそりマンガンを和了することは一見かっこよく映りますが、
現実では役ありマンガンだろうが、とにかくリーチをする人が勝ちきるのです。

とは言え、「なんでもリーチ」というのが間違っているのも事実なので、
この記事では、親と子供別のリーチ基準、「なぜリーチは強いのか」
ということをお話したいと思います。

「なぜその基準なのか?」の前に結論から知りたいという方が多いかと思うので、まずは親子別に筆者のリーチ基準から書いていこうと思います。

リーチの基準

まずは親番の時と子供の時のリーチ基準から解説していこうと思います。
以下で述べる基準はあくまで筆者の基準であり、必ずしも正解というわけではないかもしれません。

しかし、長いメンバー生活を通して、実績を出している基準であり、
平均よりは正解に近い基準であると筆者は考えています。
(つまり、ここで書かれていることを理解し、実践することができれば、「リーチ」という分野ではピン東で勝ち組になる基準に達していると言える)

リーチの判断は、自身の手だけを見てするものではなく、
実際には場況や点数状況を加味した上で行う必要があります。

なので、
・麻雀を覚えたばかりの初心者
・天鳳で特上に上がれない人
以上で挙げたような方は、以下の基準を目安として、場況や点数状況を加味した上で、最適なリーチ判断基準を身につけていってもらえればと思います。

親番の時

以下が親番の時の筆者のリーチ基準となります。
あくまで先制時のリーチ基準ではありますが、この基準を元に様々な場面に対処していってみてください。

麻雀リーチ基準
親番時のリーチ基準

子供の時

こちらが子供の時のリーチ基準となります。
こちらも先制時の基準となります。

麻雀リーチ基準
子供時のリーチ基準

リーチのメリット

大幅な打点up

まず、純粋に「リーチ」という1役がつくことが大きいです。
それ以外にも、一発や裏ドラという偶然役も長期的な視点に立ったときに、平均的な打点upに貢献してきます。

攻撃は最大の防御

テンパイしていることを相手に知らせてしまう」これは実はデメリットではなく、リーチの持つ最も大きいメリットと言っても過言ではありません。

自身が麻雀を打っている時のことを想像してみてください。
「リーチを受けている時」と「リーチを受けていない時」どちらの方が、
のびのびと打てていますか?

答えは明白です。

リーチを受けていない時」です。

他家からリーチを受けた時、誰もが「放銃したくない」と考えます。
これは正しいことです。
「既にテンパイに至り、和了の抽選を受けている状態の人」と
「まだテンパイに至っていない人」では明確に有利不利の差があるからです。

「まだテンパイに至っていない人」はリーチに放銃しないようにするため、対応を余儀無くされるケースがほとんどでしょう。
この「対応させる」ということが非常に大きいのです。

「対応させる」ことは「まっすぐに打たせない、和了率を落とす」ことに繋がります。
相手の和了率が落ちることにより、自身はツモによる和了抽選回数が増えるので、間接的に和了率の上昇につながると言えます。
(とは言え相手からの出上がり率は落ちるので、結局もこれも比較の話ではあります。)

リーチのデメリット

リーチのデメリットとしては、「リーチ以降打牌選択ができない」と「1,000点の供託が必要」の2つが挙げられます。

これらも結局比較の話となるのですが、上記で挙げたメリット部分が大きすぎて、結局「基本はリーチ」が正解となるケースがほとんどです。

とは言え、デメリットがメリットを上回る瞬間は必ずあります。
まずは、明らかにリーチをしない方が良さそうに見える状況以外はリーチをしてみて、「どんな時にリーチをした方がよくて、しない方がいいのか」という経験を積んでいってみてください。

そして、「なぜリーチをした方が良かったのか」「なぜリーチをしない方が良かったのか」ということを一々言語化していってみてください。

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リーチに対する考え方

以上で挙げたものはあくまで基準でしかありません。
本質的に「いつリーチをするべきなのか」ということを理解できていなければ、きちんと理解したとは言えません。
以下に筆者が「リーチをするかしないか迷った時」に常に立ち返って考えていることを一つ紹介したいと思います。

和了率と打点上昇率の比較

麻雀というゲームは結局選択肢を比較するゲームです。
これはリーチも例外ではありません。

リーチを比較という面で考えたとき、
本質的に考えるべきことは以下となります。

打点上昇率 > 和了率の低下

役あり満貫リャンメンテンパイをしたとして、リーチをすると出上がりハネマンになるという状況があったとします。

リーチをすることによる打点上昇は8,000点から12,000となり、
上昇率は1.5倍です。
つまり、極端なことを言えばリーチをすることにより、和了率が「1 / 1.5」となる状況以外は全てリーチをした方が良い言えます。

数字に直す考え方を身につけていると、「なぜ◯◯なのか」ということを言語化したい時に非常に役立ちます。

・これから出すリーチ棒1,000点は本当に見合っているのか?
・この状況でリーチして考えているほど和了率は落ちるか?
などを上記で挙げた考え方で比較し続けてみてください。
必ず成長につながることをお約束します。

まとめ

今回お話したことは、あくまで「どうすれば良いか全くわからない」という初心者向けのものとなります。

麻雀において大切なことは、
「何が正解か」ということを分野ごとに覚えきることではありません。
強くなるためには、全体を理解し、立体的に考える術を身につけることが必要です。

マンガン以上は絶対ダマ」といった固定概念は捨て去り、
まずは何事も試してみましょう。

今回に限って言えば、とりあえずなんでもリーチしてみましょう。
ダマでハネマンあろうが、役あり愚形マンガンだろうが関係ありません。

まずは試してみて、その結果を元に考え続けることが、
結果的には確かな麻雀力を手にいれる近道となります。

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以下に筆者がこれまでお話した基礎を作ってくれた本の紹介を載せておきます。
興味のある方は、当ブログと合わせて参考にしてみてください。

またリーチ以外のことも学びたいという初心者の方のために、
当ブログでは「中級者を目指すために体系的に学べるページ」を
用意しています。
よければそちらも参考にしてみてください。

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