【画像付き】読むだけでわかる麻雀を始めたい未経験者が知るべきルールの全て

麻雀未経験者

はじめに

ここでは、今まで麻雀をやったことがない人が知っておくべき
最低限のルールとやるべきことを解説しています。

「なんかぱっと見ごちゃごちゃしてて難しそう」
「ルールや決まりが多くてイマイチ覚えられる気がしない」

という意見をよく聞きますが、
麻雀は専門用語が多くてややこしくなっているだけで、
意外とルールはそこまで難しくありません。

この記事では
「とりあえずネットで麻雀を始めるために覚えるべきこと」
をまとめました。

麻雀大学では、実際に麻雀を始めてみる最初の一歩として
「オンライン対戦麻雀 天鳳」を推奨しています。

完全無料かつ、点数計算や点数移動、流局処理、あがれるか否かなど、
小難しいことは全部勝手にやってくれますので、
是非この記事で最低限のルールを覚えたらチャレンジしてみてください。

※この記事では未経験者の方にも、
わかりやすくお伝えするため、一部はしょった表現をしていることがあります。(知らなくても問題なく麻雀を始められるのでご安心ください。)

①そもそも麻雀ってどういうゲームなの?

麻雀
図1 天鳳での対戦中の1シーン

そもそも麻雀とはどういうゲームなのかを一言でいうと、

「ゲーム終了時に一番多く手持ちの点数を増やせたプレイヤーが勝ち」

というとっても単純なゲームです。
図1のようなシーンを目にするとげんなりするかもしれませんが、結局やっていることは他のゲームでもよくある点数の奪い合いです。身構える必要はありません。

②最低限覚えたい麻雀専門用語と意味

麻雀では沢山の専門用語が出てきますが、
最低限下記の5つを抑えておけば、
この後の説明を理解して、ネット麻雀を始められます。
なんとなくでいいので頭に入れてみてください。

1.手牌

ババ抜きでいう手札のこと。麻雀は札・枚ではなく牌で数える。
自分の手元にある麻雀牌。

麻雀:手牌
手牌の例

2.役

ポーカーでいうストレートやフラッシュ。
点数が増える手牌の条件のこと。
一翻(はん)、二翻(はん)と数える。リーチ(立直)が有名。

麻雀:役
役の例

3.あがり

言葉のイメージはUNOのあがりと一緒。
役がある状態で手牌を揃えた時に発生する、
点数を他のプレイヤーから奪える行為のこと。
一人から点数を奪える「ロン」と
他プレイヤー全員から点数を奪える「ツモ」がある。

麻雀:ロン
ロンの例
麻雀:ツモ
ツモの例

4.鳴き

他プレイヤーが捨てた牌を自分のものにできる動作のこと。
ポン、チー、カンの3種類がある。

鳴きについては、後ほど詳しく説明します。

5.フリテン

自分のあがり牌を自分で場に捨ててしまうと、
『他プレイヤーからはあがれなくなる』という麻雀で一番難しいルール。

こちらも後ほど詳しく説明します。

もちろん上記で挙げた以外にも、覚えるべき用語や意味はたくさんありますが、
とりあえずは、この5つだけ覚えればOK。
問題なく麻雀を始めることができます。

それ以外にも、きちんと知っておきたいという方は、
下記の記事をご覧ください。

③麻雀牌の種類

ピンズ
①ピンズの789:3つで1つの塊

①ではピンズという種類の牌で789という3枚で1つの塊を作っています。
ちなみに、この3つで1つの塊のことをメンツと言います。

マンズ
②マンズの111:3つで1つの塊

②ではマンズという種類の中でも1を3つ集めることで1つの塊(メンツ)を
作っています。

このようにして、同じ種類の3つで1つの塊、つまりメンツを作ることで、
手を作っていくのが、麻雀というゲームです。

なので、同じ種類の牌が何なのかということを一目で判断することは、
とても重要なことです。

麻雀牌には34種類あり、各4枚ずつ入っているので、
合計で136枚の牌が入っています。

これだけ聞くと「覚えるの大変そう…」となってしまう方もいるかと思います。

ご安心ください!
牌の種類は大きく4種類に分けることができるので、
その4種類さえ覚えてしまえば、牌はもう全て覚えたと言ってしまっても
良いくらいなんです。

「覚えてどんな役が作れる」ということは、今は全然覚えなくてOKです!
なぜなら、役は実際にプレイする中で覚える方が、早くて簡単だからです!笑

ここでは、とりあえず牌の種類だけ何となく覚えてみましょう!

赤(萬子_マンズ)

麻雀:マンズ
マンズ

左から順に
1マン・ワン(イーマン・イーワン)
2マン・ワン(リャンマン・リャンワン)
3マン・ワン(サンマン・サンワン)
4マン・ワン(スーマン・スーワン)
5マン・ワン(ウーマン・ウーワン)
6マン・ワン(ローマン・ローワン)
7マン・ワン(チーマン・チーワン)
8マン・ワン(パーマン・パーワン)
9マン・ワン(キューマン・キューワン)
と呼びます。

マンズには、マンかワンをつける2つの呼び方がありますが、
どちらが主流とかないので、どちらでも言いやすい方を選んでみてください。

ちなみに筆者はワン派です笑

緑(索子_ソウズ)

麻雀:ソーズ
ソーズ

左から順に
1ソウ(イーソウ)
2ゾウ(リャンゾウ)
3ソウ(サンゾウ)
4ソウ(スーソウ)
5ソウ(ウーソウ)
6ソウ(ローソウ)
7ソウ(チーソウ)
8ソウ(パーソウ)
9ソウ(キューソウ)
と呼びます。

ソーズの呼び名は基本的に1通りです。

青(筒子_ピンズ)

麻雀:ピンズ
ピンズ

左から順に
1ピン(イーピン)
2ピン(リャンピン)
3ピン(サンピン)
4ピン(スーピン)
5ピン(ウーピン)
6ピン(ローピン)
7ピン(チーピン)
8ピン(パーピン)
9ピン(キューピン)
と呼びます。

ピンズもまた、基本的に呼び方は1通りです。

漢字牌(字牌_ジハイ)

麻雀;字牌
字牌

上のような、漢字しか書かれていない牌は
総じて字牌(ジハイ)と呼ぶのが一般的です。
マンズにも漢字が書かれていますが、マンズは数牌(数字が書かれている牌)です。ソーズやピンズも数牌です。

左から順に
東(トン)
南(ナン)
西(シャー)
北(ペー)
白(ハク)
発(ハツ)
中(チュン)
と呼びます。

赤は漢字で、緑は棒の本数で、青は丸の個数で
それぞれ1~9まで種類があります。
鳥は緑の1ということを覚えてしまえば、
ぱっと見でわかるようになりますので、そこだけ頑張って覚えてみましょう。

「麻雀牌の種類はたった4種類だけ!誰でもわかるように牌の種類を徹底解説!!」(後ほど追加予定)

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④点数を増やすには「あがる」しかない

点数を増やすためには、当然ですが上がる必要があります。
自分の順番が来るごとに1枚牌を取って、1枚牌を場に捨てることを繰り返し、
手を他のプレイヤーよりも早く作る必要があります。

それでは、まず手牌を作るために必要なメンツ雀頭(ジャントウ)について知りましょう。

面子(メンツ)とは?

メンツとは、3枚の牌の組み合わせのことを言います。
組み合わせによって、呼び方が変わります。

ここでは、代表的な2種類を覚えておきましょう。

順子(ジュンツ・シュンツ)

麻雀:順子
順子の例

順子とは数字の連続している3枚の同種類の牌のことを言います。

順子における注意点3つ!

① 9から1へは繋がらない

麻雀
順子にならない例①

② 種類が違うと繋がらない

麻雀:順子
順子にならない例②

③字牌は繋がらない

麻雀:順子
順子にならない例③

刻子(コーツ)

麻雀:刻子
刻子の例

同一牌で作った3枚の組み合わせのことを刻子と言います。

雀頭(ジャントウ)とは?

雀頭とは、上がりの形の中に必要な2枚で1組の組み合わせのことを言います。(例外もあります。)
通称頭(アタマ)と呼ばれています。

麻雀:雀頭
数牌で雀頭を作った例
麻雀:雀頭
字牌で雀頭を作った例

手牌を作るには?

麻雀は牌を揃えて上がりを目指すゲームです。
牌を揃えて上がるためには、決まった形を作る必要があり、
その形を4面子1雀頭と言います。

それでは実際に見てみましょう。

麻雀:4面子1雀頭
4面子1雀頭の例

このように3枚の組み合わせである面子を4つと2枚の組み合わせである雀頭を1つ揃えると「アガり」となります。

これが麻雀というゲームで上がるための、基本的な形である
4面子1雀頭です。

「【画像付き】読むだけでわかる!麻雀の上がり方について徹底解説」(後ほど追加予定)

⑤まずはこれだけ覚えたい、5つの簡単役

麻雀の役は役満を除くと全部で26種類ありますが、
頻出する役は数種類に限られます。
今回はさらにその中でもよく出てくる役を5つピックアップしました。

これら5つの役が、麻雀における和了の90%以上を占めると言っても
過言ではなく、正に麻雀におけるエース役達です。

これらを使いこなすだけでも、
相当手強い打ち手になれること間違いなしなので、
まずはこれら5つの役を頑張って覚えてみましょう!

1.リーチ(立直)

スロットのあと一個そろえば大当たり、の状態の語源はこれ。
鳴き(チー、ポン、カン)を利用せずに、 アガリまであと一枚の状態まで、
面前(メンゼン)で手を進めると、宣言できる「役」のこと。
他に手に役がなくても「リーチ」だけであがれるので、
まずは立直を目指すのが基本。
リーチをかけた後は手牌を入れ替えることができない

麻雀:リーチ
リーチの例

2.タンヤオ(断么九)

マンズ、ピンズ、ソーズの2~8だけで、
4面子1雀頭を揃える役のこと。
筆者は全あがりの7割くらいはタンヤオとリーチに頼っている。

麻雀:タンヤオ
タンヤオの例

3.平和(ピンフ)

平和とは、メンツが全て順子で、役牌が雀頭ではなく、
待ちがリャンメンの時につく役です。

麻雀:平和
平和の例

また、役牌が頭になると、平和がつかないことに注意してください。

ここまでの平和の説明は、
未経験者の方にとっては「何言ってんだってばよ?」状態かと思います。
筆者も最初はそうでした。

しかし、今はわからなくても全然OKです。
実際に始めてみて、「役牌が頭の時に平和がつかない」
平和ってこーやって上がるのか!」ということを経験してみてください。
経験すること、失敗することが覚えるための最短の道となります。

平和にならない例
平和にならない例

4.ヤクハイ(役牌)

字牌の中の場風・自風・白・発・中のどれかが3枚そろう役のこと。
3枚集まれば、残りの面子と頭はどんな塊でもいいのでとっても楽。

役牌
役牌の例

5.ホンイツ(混一色)

マンズ、ピンズ、ソーズの中のどれか一種類と、
字牌だけで4面子1雀頭を揃えること。
字牌を使わないバージョンはチンイツ(清一色)という別の役になり、
点数が高くなる。

麻雀:混一色
混一色の例

「麻雀未経験者が覚えるべき5つの役。その理由と使い方を徹底解説」(後ほど追加予定)

鳴きについて

鳴きは4面子1雀頭を揃えることをショートカットする方法です。
前述した役の中で立直以外は鳴きを使っても成立するので、チャンスがあれば
どんどん試していってみましょう!

ここでは、初心者の方が最初に覚えるべき鳴き方2種類を紹介します。

ポン

自分の手牌に2枚同じ牌がある時に、他プレイヤーがその牌を捨てた場合、
ポンと宣言して自分の手牌として使うことができる。
ポンをした後は手牌から一枚牌を捨てる。

麻雀:ポンの例
ポンの例

上の画像では、
トイメン(自分の真正面の人)の切った中をポンしています。

チー

自分の手牌に34、35、など
あと一枚で3枚の塊になる組み合わせがあった時、
自分の左隣のプレイヤーが捨てた牌のみ、
チーと宣言して自分の手牌として使うことができる。
チーをした後は手牌から一枚牌を捨てる。

麻雀:チーの例
チーの例

上の画像では、上家(自分から見て左にいる人)の切った2を
13でチーしています。
ちなみに、右にいる人のことを、下家と言います。

麻雀にはポンとチー以外にも、カンという鳴きもあります。
有名麻雀漫画「咲」によく登場する鳴きですね。

カンは将来的に覚えるべき鳴きではありますが、
初心者の方が、むやみに使うべき鳴きではありません。

まずはポンとチーをマスターしていきましょう!

「麻雀における鳴き方を徹底解説」(後ほど追加予定)

フリテンについて

多くの人が一番最初にわけがわからなくなる麻雀最難関ルールがフリテンです。文章にすると、「自分のあがり牌を自分で場に捨ててしまうと、『他プレイヤーからは』あがれなくなる。というルールです。

麻雀は「あと一牌であがれる、リーチだ!」という状態になった時にあがれる牌が複数枚存在することが多々あります。

図2 東を切ったらリーチできる状態
(天鳳牌画ツールより作成)

例えば、上の画像のような手で東を切ってリーチをかけた時、
あがれる牌はマンズの5と8です。
このとき、自分でマンズの5を捨ててしまっていると、
マンズの5でも捨てていない8でも
他プレイヤーからあがることができなくなってしまう、というのが
フリテンというルールです。
ただし自分であがれる牌を持ってきた場合はあがれます。

逆に言うと、他プレイヤーがリーチをかけてきた時、
そのプレイヤーが捨てている牌と同じ牌を捨てれば、
自分からのあがりは絶対に発生しない、ということになります。

ややこしいルールですが、攻撃にも防御にも非常に大きな影響を与えるルールなので、せっかくかけたリーチが無駄にならないよう、
他プレイヤーからあがられないよう、
あがり牌のかたっぽでも捨ててしまっていると他プレイヤーからはあがれない、ということはしっかり覚えておきましょう。

とはいえ、文章だけだと理解も難しいかと思うので、
「もっとちゃんと知っておきたい!」という方は、
下の記事をご覧ください。

点数計算

点数計算と聞くとげんなりしてしまいませんか?
筆者も最初の頃はげんなりしてました。

麻雀を始めたい初心者の方にとって、
最もハードルが高いのが、この点数計算です。

しかし!ご安心ください!
点数計算など出来なくても麻雀は始められるのです!

オンライン麻雀天鳳では、点数計算を自動でやってくれるので、
とりあえず上がることさえできれば、あとは勝手にやってくれます笑

天鳳
点数計算のシーン(天鳳)

筆者がメンバー(雀荘の店員)をやっていた頃、
点数計算のできないお客さんをたくさん見ました。

「できないと言っても、多少はできるんじゃないの?」と思った
そこのあなた。
筆者の言うできないは本当にできないです。
それじゃ「どうやって点数計算していたの?」と言うと、
店員が毎回教えていました笑

しかし、例え点数計算ができなかったとしても、
彼らは麻雀を楽しみ、きちんとプレイしていました。

そう、点数計算ができないは麻雀ができないの理由にならないのです。

これも何度も言いますが、とにかく麻雀を始めてみましょう。
実際に始めることで、点数計算も覚えることができます。

とはいえ、点数計算のこともきちんと知っておきたいと言う方も
いるかと思います。

下記に未経験者が点数計算を出来るようになるために覚えるべき必要なことを
まとめた記事を添付しておくので、よければご覧ください。

終わりに

以上が麻雀を始めるうえでの最低限の知識になります。本当に最低限なので、麻雀って面白い!と思ったらもっと詳しく調べてみてください。
そして最低限のルールだけ覚えられればいいと言っても、せっかくやるなら勝ちたいと思うのが勝負事ですよね。この記事を最後まで読んでくれた皆様に今夜勝つための1ポイントアドバイスです。

結局リーチが最強!!!迷ったらとりあえずリーチしてみよう!

麻雀をやっていて、一つ確かに言えることは、
麻雀における最強のアクションは「リーチをする」ということです。

ダマでさらっと満貫を上がるではありません。
ダマで満貫あってもリーチをし、
ハネマンをツモるというプレイの方が実際麻雀では強いのです。

「なぜリーチをするべきなのか?」
それは麻雀とは結局、点数を増やすゲームだからです。

・上がれる役がつく
・上がった時の点数が上がる

これら2つのメリット以外にも、
リーチをするべきメリットはたくさんあります。

しかし、麻雀未経験者の方にとっては、この2つが重要なのです。

麻雀未経験者の方が、むやみにダマを使うと何が起きるのかいうと、
・リーチすべき状況でダマってしまう。
・役がないのにダマってしまって上がれない

このようなことが起きてしまいます。

ダマるべき状況でリーチをしてしまうよりも、
リーチをするべき状況でダマってしまう方が、
麻雀においては罪なことが多いので
まずはリーチをしてみましょう!

そして麻雀を楽しむ!!!

結局楽しんだ者勝ちです。
麻雀はゲームですから。

そして、楽しむためには実際に始めてみることが一番です。

まずは始めてみましょう!
麻雀に興味を持つことができたこの瞬間を逃さずに、
麻雀の世界に飛び込んでみましょう!
それでは、良い麻雀ライフを。

麻雀大学では、
初心者の方が、中級者を目指すために知るべきことを
体系的にまとめたページがあります。

思うように上達しない方、どうしても特上に上がれない方、
また特上に上がってもレートが足りないであったり、
すぐに後段してしまうという方は、一度読んでみてください。
必ず役に立つことをお約束します。

麻雀大学にはコメントをつけられる麻雀ニュースアプリがあります。麻雀好きだけが集まるアプリで、Mリーグやプロの試合の観戦記を他の人のコメント付きでお楽しみください。また、ぜひ皆様もコメントをつけてみてください。

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