こんにちは!
麻雀大学運営者のバクです。
今回は赤坂ドリブンズに所属する園田賢プロに焦点を当てて、1月7日の第二試合を考察していきたいと思います。
もしかしたらお気づきかもしれないですが、筆者は赤坂ドリブンズが全チームの中で一番好きです。麻雀も選手のキャラも全部含めてです。
ドリブンズは現在、チーム総計ランキングにおいて、圧倒的最下位なので、なんとかここからの盛り返しを期待したいですね。
セミファイナルで消えるドリブンズなんて見たくない〜
第二試合
出場メンバー
- セガサミーフィニックス:近藤誠一プロ
- KONAMI 麻雀格闘倶楽部:高宮まりプロ
- EX風林火山:勝又健志プロ
- 赤坂ドリブンズ:園田賢プロ
東1局
5pをツモ切りし、役なしとはいえ聴牌取らずをした場面。
11巡目なので、流局までまだまだ遠いということ、聴牌を取るときはトイトイで取りたい、5pが下家の近藤プロとトイメンの高宮プロに近い将来かなり危なくなりそうということでツモ切ったのだと思います。
下家の近藤プロからリーチがかかり、1sを持ってきた場面。
この1sは近藤プロのリーチには現物なのですが、トイメンの高宮プロがリーチの一発目に1sを押しているので、高宮プロの現張り黙聴を警戒し、8sを切ったのだと思います。
局面だけ切り取ると8sでも大差がないように思えるのですが、実戦的には1sをプッシュして、少しでも周りにプレッシャーを与えたい局面だなと筆者は感じました。
ドリブンズは現在チーム最下位なので、少しでも連帯を取るべく、聴牌料すら欲しいですし。
東2局
3巡目、ドラ赤のカン5sを黙った場面。
2次変化まで含めて、待ちを変えたいという気持ちはわからなくもないのですが、下家の近藤プロが早々と2副露入れ、切り順は7m→9mの順番。
もはや一刻の猶予もないように見えるので、即リーチと行きたい場面です。
うまく変化していったとしても、余剰となる牌が近藤プロにそこそこ鳴かれてしまいそうというのもあります。
南1局
南1局、園田プロが発を切った場面。
ここは「え?なんで?」となった方も結構いるかもしれません。
実は筆者もそうでした。
しかし、この一打は場況を考慮したかなり素晴らしい一打なんですね。
上家の勝又プロの河をよく見ると、かなり不気味で字牌を集めまくってそうに見えます。
自身の手は3対子で、字牌頼りと言える手。
なので場1の発を落として、出づらい字牌に頼ることをやめ、6mにくっつけ、最終的には北も落としてメンタンピンドラ1の満貫を目指す意図があったのだと思います。
普通であれば6mをスッと切ってしまいそうですが、場況を考慮に入れ、どんな状況でも高打点を目指し、トップを諦めない園田プロの丁寧に麻雀に向き合う姿勢が垣間見えました。
試合結果
1着:近藤誠一プロ +61.0pt
Total:287.5pt/計13試合
2着:高宮まりプロ +10.0pt
Total:-68.6pt/計14試合
3着:勝又健志プロ -25.3pt
Total:+40.7pt/計20試合
4着:園田賢プロ -45.7pt
Total:-241.4pt/計18試合
まとめ
1月7日時点での結果となります。
今回のラスでドリブンズはまた引き離されてしまいましたが、正直まだまだ悲観するほどではないと思います。
ケツの2チームが足切りなので、おそらくボーダーは-60~-100pt付近になる感じなんですかねー。
としたら、残りの36試合で360pt稼げばいいというイメージになります。
ちょっと吹けばいいくらいですね。
さて!今回の考察なのですが、辛口になってしまった場面も結構ありました。
批判やコメントはなんでもウェルカムなんで、是非是非ツイッターフォローして、リプ送っちゃってください〜
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そんな感じです!
それではまた次の投稿で〜
※牌譜は「トガシの麻雀X研究所」様からいただいております。
いつもありがとうございます。
おかげさまで、牌譜作成の時間を大幅に短縮でき、考察にかける時間を増やすことができました。
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