はじめに
皆さん、こんにちは!運営者バクです。
2週間ぶりのMリーグ更新となります。先週は疲れてたand遊んでたで更新できなかったとです…
とは言っても会社の方は腐るほどあったタスクの期限を決め、年内の仕事に終わりが見えてきたので、かなり気分が楽になってきたところです。気分が楽になったところで麻雀大学の更新も頑張っていきたいとこではあります。
突然ですが、一つお節介をさせてください!
これから社会人になる学生の皆さん、会社に勤め始めると様々なタスクが降ってきて始めのうちは本当にてんやわんやします。(筆者も本当にてんやわんやしました。今でも慌てることがあります笑)
そんな中でも焦らずに上司の理解を得ながら進めていくコツは「とにかくタスクごとのケツの時間を決めてしまう」です。人間ケツの時間を決めないとダラダラ仕事をしてしまいがちなんですよね。特に筆者がやってるようなwebマーケター系の仕事は時間をかけようと思えば100万時間でもかけられてしまう性質の仕事が多いです。「そんなん無理だろ!」と思っても「よし2時間で終わらせる!」と期限を決めれば人は大体2時間で終わらせるように頑張るものです。具体的な行動内容に対してケツの時間を決めれば、どれくらいの時間で各タスクをやらなければいけないかということを逆算できます。
そんな感じでやれば各タスクを良い感じで整理でき、すぐに仕事に取り掛かることができます。そうやって無駄に手の止まる瞬間を減らし、次にやることを把握できてれば、てんやわんやすることも少なくなっていくと思います。
麻雀大学の記事もケツの時間を決めてきっちり更新していきたいとこではあります…
さて!毎度毎度記事の始めに仕事の話を挟んでしまうことが定例化してしまいましたが!Mリーグの話に移りたいと思います。
今回の記事では11月12日の第1試合を取り扱っています。前回までの記事では1記事の中で様々な選手にフォーカスしてましたが、今回は1選手にフォーカスしてみようかと思います。
今回注目する選手はこの人
リーチ超人こと村上淳選手です。
今回は麻雀で疑問に思ったことを筆者バクがツイッターで村上プロに質問してきちゃいました!
実際に村上プロから受け取った答えも合わせてお楽しみいただけると幸いです。
今回も記事の最後に牌譜を添付しておきます。
ぜひご活用ください。
第1試合
出場メンバー
U-NEXT Pirates:小林剛プロ
TEAM RAIDEN:黒沢咲プロ
赤坂ドリブンズ:村上淳プロ
セガサミーフェニックス:魚谷侑未プロ
東2局:リーチ超人、リーチをしない!?
それでは東2局から見ていきましょう。
東2局、11巡目、村上プロが3sを切って役なし聴牌を黙った局面。
東1局に倍満をツモり、一気に畳み掛けるリーチをしたい局面ではありますが、村上プロはダマを選択。
この選択を見て驚かれた方は少なからずいたのではないでしょうか?解説の土田浩翔プロも「リーチか」と言っていましたし。
しかしこの場面においてはダマるに足る理由があると言えます。
気になる方もいるかと思うので、実際に村上プロにツイッターで質問してきました!
チーする予定でした!下家(ゆーみん)のコクシが終盤に強い牌を切って来た場合、4枚目の牌でやめる可能性も残したいのでよりダマになります。
— 村上 淳 (@zunzuntantan) November 17, 2019
19字牌が場に高く、下家の魚谷プロの国士無双を否定仕切れないこと、自身の待ちはドラのカン4s待ちなのでリーチをかけても和了率の上昇を望めないことが大きな理由としてある感じでした。
またこの手はマンズの3,5,6,8引きでタンヤオへ手変わり、和了牌である4sも含めると有効牌と言える牌は非常に多いです。リーチをかけても和了率の上昇が見込めない場合、リー棒の投資が勿体無いということもあります。
リーチ超人と言われる村上プロの意外な一面が見られた局でした。
東3局1本場:場況判断
東3局1本場、村上プロが1sを切った場面。
通常であれば、萬子と索子の良型化を見て1p3pを切っていく場面ですが、すでに1pを切っている人が2人いること、上家の黒沢プロに至っては6pと赤5pも切っているので2pが山にいそうかつ2pが他家にとって使いづらい牌であると言えます。
トイメンの小林プロの仕掛けも河の様子からそれなりの速度を持っていると推測できます。萬子と索子の2次変化を待つより、聴牌した瞬間に強い待ちでリーチで押さえつける方が強いと見たのでしょう。
東4局:両面ばかりが正義ではない
東4局、3巡目村上プロが8sをツモり、5sを切った場面。
ここは「え?両面を増やすための9s切りじゃないの?」と思った方もいるかと思います。筆者も5s切りとの優劣で悩んだので実際に村上プロに聞いてきました!
役なしリャンメンリーチがあまり嬉しくない局面なのでウーソーくっつきからのメンツよりも先の696枚引いた時のイーシャンテンが嬉しいという判断です。もちろんポンした後も。
— 村上 淳 (@zunzuntantan) November 17, 2019
下をそこそこ離したトップ目なので、安く価値の低い手で両面でもリーチを打ちたくないという思考から来るものでした。
5s切りのメリットとしては、東ポン後にチーできる枚数が増えることもあります。
今回はトップ目なのでこのような選択でしたが、自身が3着目の20000点持ちのような局面だと少しでも打点をあげるためのリーチの重要性が増すので、また違った選択になってくるかと思います。
南3局:字牌切り順
南2局、村上プロが1打目から発→東→9mと切った場面。
ぼーっとしながらテキトーに切ってしまいがちな字牌。この一つ一つの切り順にも理由があります。
これはおっしゃる通りです!
— 村上 淳 (@zunzuntantan) November 17, 2019
自身の手がタンヤオで整っている、もしくはリーチへの速度がかなり早い際は他家に字牌を重ねられる前に先に切ってしまうのはかなり有効です。
特にドラが字牌の時は抱えすぎると巡目を追うごとに切りづらくなってしまうので、和了しきってしまう意思がある際には1巡目に切ってしまうこともかなり有効です。
自身の手が遅く、しかし和了したい局面では逆に字牌を重ね、速度upと防御力upを狙う選択になると思います。
字牌の一打一打にさえ丁寧な理由を持つ、村上プロの繊細な麻雀でした。
最後に
11月12日(火)時点での結果となります。
今回村上プロがトップを取ったことで、1位のサクラナイツと8位のドリブンズの差が少し縮まりました。
トップとケツで差にして330ptほどですが、直対した際にトップラスを決めれば100pt以上縮まるので、まだまだ何が起きるかわからないポイント差です。
さてMリーグ記事なのですが、こんな感じで気になったことを直接Mリーガーの方々に聞いて、それを記事にしていこうかなと思ってます。
なのでこれまで以上に手間がかかるので1週間に1回の更新が現状では限界です。(天鳳をするための言い訳ではない)
ツイッターフォローして感想や次はこの選手を扱って欲しいといった要望をいただければめちゃくちゃ嬉しいので、気兼ねなくリプライいただけると幸いです。
それではまた次の記事で!
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