【1月11日クイズ回答】鳴いている時の場況込み何切る

天鳳牌譜

本記事はは1月11日(土)にツイッターで出したクイズへの、麻雀大学からの回答となります。

↓1月11日のクイズ

今回は自身がフーロしていて、かつ下家にもフーロが入っている、終盤に入りかけという状況での何切るとなります。

自身が鳴いている状況では、他家が今後何を切るのかという視点を手に入れることで、フーロ後の手組み、引いては手の速度に大きな違いが出てきます。

今回の一例を通して、平面上の何切るだけでなく、場況込みの立体的な視点を獲得する参考になれば幸いです。

上家の捨牌に注目!

アンケートに答えてくれた49名の方、ありがとうございました!

3mと答えられた方が圧倒的に多いですね。
しかし筆者の選んだ答えは3mではありません。

天鳳牌譜
東1局3本場

筆者バクの選んだ答えは4mです!

現状で4mの下家に対する危険度は、シャボやカンチャンどちらのパターンにも放銃しなさそうなので、後々親から何かがあった際に切りやすい2mを残す、打4mとしたいです。

3mを切る方が圧倒的に多かったですが、これは鳴いた時に単騎聴牌を取らざるをえなくなり、その単騎も将来的に上がれなそう、上家や下家に危なそうなのであまり優秀とは言えません。

それに比べ打4mは、平面での受けは狭くなりますが、5,8mと7pのチーテンを上家から取りやすそうかつ、どちらの待ちになっても和了しやすそうに見えます。

見てください上家の河を。筒子の上が安すぎて、カン7pは並みのリャンメンより良く見えてきませんか?
また打4mとすることで、高め三色が残り、打点はマックス8000まで広がります。

このように上家の切りそう(必要としてないのでツモ切ってくれそう)な牌を予想しつつ、最終形まで考慮に入れることはかなり有効です。

麻雀は聴牌することが全てではありません。
結局は放銃することなく和了することが最良だということを意識すると良いかと思います。

まとめ

今回紹介した一例は、あくまで筆者バクの判断によるものです。
なので、「いやいやこの場面はこっち切った方が良いだろ」という意見もあるかと思います。

そういった意見・感想はどしどしウェルカムなので、ツイッターでリプを送ってみてください!

麻雀大学では水曜・土曜にツイッターでクイズを出しています。

次はプロ団体に所属している「くじら(天鳳9段)」から1月15日(水)に出題する予定なので、みなさん良ければポチッと答えてくれると、僕もくじらもめちゃくちゃ喜びます。

それではまた次の投稿で!

くじらの書いたMリーグ考察はこちら
【牌譜付き】麻雀に精通したプロによるMリーグ観戦記

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