皆さん、こんにちは!
麻雀大学運営者のバクです。
2019Mリーグレギュラーシーズンが終了しましたね。
筆者一押しの赤坂ドリブンズは惜しくも敗退…
Mリーグ観戦記を書くモチベーションが少し下がっております…
明日3月16日からセミファイナルが始まるわけですが、
その前にレギュラーシーズン最後の観戦記を投稿しようと思い立ち、
今回の投稿に至りました。
というわけで今回注目する人はこの人
赤坂ドリブンズの村上淳プロにフォーカスしようと思います。
2019Mリーグ最後のドリブンズ観戦記となりますので、気合い入れて書いていきます!
第二試合
出場メンバー
- EX風林火山:勝又健志
- セガサミーフェニックス:和久津晶
- 赤坂ドリブンズ:村上淳
- KONAMI 麻雀格闘倶楽部:佐々木寿人
東4局
それでは東4局から見ていきましょう。
何としてもトップが必要な最終戦、東4局。
村上プロは受け入れ、チー受け枚数を減らす
打7pとしています。
この場面の判断はかなり難しいと言えます。
速度に結構違いがあるので、本来はめっちゃ残したい7p。
しかしトップ縛りな中、ラス目で既に東4局。
これから先の上りは全部満貫級を狙いたいくらいな状況です。
打点と速度のバランスは麻雀において難しいテーマの一つです。
というわけで!毎度のごとく村上プロにインタビューしてきました!
(毎回丁寧に答えてくださる村上プロには本当に感謝感謝です!)
↓質問と回答
はい、もちろんそうです!四、五引きでのマンガンだけは逃さない手順をとりました。3900マックスで赤五切りも有力だと思います。
— 村上 淳 (@zunzuntantan) March 15, 2020
やはり何としても満貫だけは逃さない手順ということでした。
勝ち残るための気合が細部からも読み取れます。
南1局1本場
南1局1本場、村上プロが1mを切った場面。
この打1mも受け入れ枚数が減る選択ですが、
トップを取るための満貫、ハネマン作りには絶対に必要な一打だと言えます。
ことここに至っては満貫より下の和了は、
局が消化されてしまうので、逆効果と考えられます。
であれば、三色が消える4mツモなど寒いだけなので、
タンヤオかドラをつけてハネマンを狙うべきだと筆者は考えます。
ちなみに1pツモは結構難しくて、これは実際かなり迷います。
なぜならメンピンツモ表裏の満貫ルートが残っているからですね。
状況次第ではありますが、1pツモであれば
リーチかけたんじゃないかなと思います。
何切る?
— Drivens Academy(ドリブンズアカデミー) (@DrivensAcademy) March 9, 2020
村上は打1mを選択。
タンピンやピンフドラ1+三色のハネマン効率MAXを見た。
トップ縛りでは、ドリブンズは全員一致で打1m。#godrivens#Mリーグ2019 pic.twitter.com/pJRo4mmZP3
南2局
赤の入っている麻雀でリャンカンの選択は結構割れがちです。
今回は4pと8p、どっちを切っても引っ掛けっぽく見えるのですが、
4pの方は特に引っ掛けのように見えてしまいます。
捨て牌1段目に2pを切っているにも関わらず、
ここまで引っ張った4pは手牌に関連があると見えるからです。
赤をツモると満貫とは言え、4分の1の抽選。
であれば、他家2人が8pを切っていて山にも残っていそう
かつ若干使いづらそうな7pをツモりに行くべきだと言えます。
南4局(オーラス)
オーラス、トップを取るためにはバイツモが必要な中で、
2件仕掛けが入り相当きつい状況。
自身の手もバイマンになるかどうか怪しいので、
「アシストの選択も若干あるか?」と筆者は感じました。
というわけで、その時の思考を村上プロに伺ってきました。
↓質問と回答
ここからチーソー2回引いてのメンタンピン3色イーペーならばバイマンも望めるのでローソーは切りませんでした。その前のリャンピンやキューソーは鳴かれてもいいと思いながら切ってます。うまくヒサトにテンパイを入れさせたとしても、条件が緩和する可能性はかなり低いかと思います。続く
— 村上 淳 (@zunzuntantan) March 15, 2020
もちろん全く手が進まず、かつ和久津プロがアガリそうだと思えば必死にマンズソーズの中ごろを切る展開になるかもしれませんが。バイツモなど次局も無理な可能性のほうが高いので、この局でもギリギリまでバイツモの可能性は追うつもりでした。ハネ直はもっと難しいでしょうね…
— 村上 淳 (@zunzuntantan) March 15, 2020
・アシストの選択もなくはない
・バイツモを狙わなければならないきつい状況なのは変わらない
・であれば、行けるところまでバイマンを狙う
・和久津プロにテンパイ気配が出たらアシストするかも
という感じでした。
最後にツモ裏条件ですが、バイツモを作ってリーチ。
↓その時の筆者のツイッター
つもって裏!つもって裏!
— バク@元勝ち組ピン東店員 (@bakuMahjong) March 9, 2020
こんなに熱い気持ちになりながら、自分以外の麻雀を応援したのは
正直これが初めてでした笑
最後は勝又プロが和了して終了。
条件を作るとこまで行きましたが、惜しくも敗退となってしまいました。
試合結果
- 1位:和久津晶 +56.9pt/Total:-130.0pt/計15試合
- 2位:勝又健志 +2.4pt/Total:+0.5pt/計35試合
- 3位:佐々木寿人 -18.1pt/Total:+80.7pt/計29試合
- 4位:村上淳 -41.2pt/Totak:+366.7pt/計27試合
まとめ
今まで、こんなに熱い気持ちになりながら
何かを応援したことはありませんでした。
NBA観戦はたまにしますが、
特別好きなチームや選手がいるわけでもないので、
熱い気持ちになるということが特になかった筆者なのですが、
今回初めて「見る」ことに熱中する面白さに気づけました。
一観戦者ではあるのですが、好きなチームを応援して、
悔しい気持ちになるってめちゃくちゃ面白いんですね。
熱狂的な野球ファンが、
自分の好きなチームが敗退するのを見るときは
こんな気持ちになるんでしょうか?
というわけでレギュラーシーズンで赤坂ドリブンズは敗退してしまったわけですが、まだセミファイナルとファイナルが残っているので、麻雀大学の観戦記も続けて行くことになります。
めげずに選手に突撃インタビューをし、
Mリーガーの思考を少しでも皆様に広められればなと思います。
最後に!
赤坂ドリブンズの皆様、お疲れ様でした!
めっちゃワクワクする麻雀で、
熱い気持ちになれたことにとても感謝しています!
2020Mリーグでの活躍を楽しみにしています!
それでは次の投稿で!
ご覧いただきありがとうございました。
※追記
1週間以上更新が空いてしまったのには理由があって、
というのも動画を作ってたからなんですね。
レギュラーシーズンがひと段落したということで、チームごとのポイント推移や各選手ごとのポイント推移を動くグラフにして、それを動画にして、youtubeに順次アップロードしていってます。
そちらも合わせてご覧いただけると幸いです。
↓【2019レギュラーシーズン】赤坂ドリブンズ各選手の動くグラフ
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