はじめに
皆さん、こんにちは!バクです!1週間ぶりの更新となります。
さて!ハロウィンも終わって(とっくの昔である)もう12月、早いものですね。2019年も残す所あと1ヶ月となりました。
ハロウィンって今となっては渋谷でコスプレ大会のお祭り騒ぎってイメージがあるけど、元々はご先祖様や死者たちの霊になりきって、供養の心を伝えるという催しだったみたいです。
仮装してワイワイ楽しむのもいいけど、たまにはご先祖様への感謝の気持ちを大事にしないといけませんね。
え…筆者はどうしてたかって?ぼぼぼ僕はぁちゃんと感謝してましたよ!渋谷にも行かず、家で天鳳してたなんて…
さて!今回は11月25日の第1試合にフォーカスしたいと思います。
今回注目するのはこの人!
渋谷ABEMASに所属する白鳥翔プロです。
今回も白鳥プロに質問して、直接回答を得ようとしたのですが、残念ながら回答は得られず…
前回の多井プロに引き続き2連続スカしとなっています。
「そろそろ誰か答えてくれ〜」なんて思ったり。
というわけで、今回も筆者の独断と偏見でMリーガーの麻雀を考察していきたいと思います。
前々回は村上淳選手から回答を得ることができ、それを記事にまとめていますので、そちらも合わせてご覧いただけると幸いです。
今回も記事の最後に牌譜を添付しておきます。ぜひご活用ください。
11月25日:第1試合
出場メンバー
EX風林火山:勝又健志プロ
渋谷ABEMAS:白鳥翔プロ
KADOKAWAサクラナイツ:沢崎誠プロ
赤坂ドリブンズ:丸山奏子プロ
東1局
東1局、白鳥プロが1mを切り、平和のみを聴牌した場面。
残りツモ1回かつ、上家親の勝又プロが5800~12000の聴牌をしていて、ほぼマンズ聴牌なので、マンズを引いた時に降りれるようにと黙ったのだと思います。
しかし筆者はここはややリーチ寄りなんじゃないかと思います。
上家の勝又プロは打ち手の特性としても、両面固定してチーからの発バックは考えづらく、手牌構成としては、発発発+マンズ+xxかマンズ2ブロック+xxが第一候補となります。(たまに発の部分が7pなこともあるかも)
トイメンの丸山プロの47p保有枚数は不明ですが、下家の沢崎プロにも筒子ブロックがあることは考えづらく、あっても1~2枚。筒子は山に相当残っている可能性が高いと推測できます。
あとこれは不確実な情報ではあるのですが、直前に勝又プロが2mをツモ切った際、切るまでにそこそこの時間がかかっていました。聴牌濃厚な場面からの長考かつほぼ手牌に関連した牌での長考なので、愚形待ちの比較をしていた可能性が高く(両面変化やスライドであれば時間をかける必要がない)、この時点で勝又プロの待ちは愚形率がそこそこ増していると考えることができます。
上家の勝又プロはかなり愚形率が高く、次のツモで放銃牌を引いてくる可能性が低いこと、筒子が相当山に残ってそうに見えること、以上の理由からややリーチ寄りかなと判断しました。(次に7pがいるというフォースを感じ取れなかったか…)
余談なのですが、麻雀(特にリアル麻雀)では特定の状況で悩むことはかなりマズイ行為だと思っています。今のケースのように、聴牌しているかしていないか、愚形か良形か、どこにブロックがあるかの情報が出てしまうことがあるからです。
東3局
東3局、白鳥プロが7sを切った場面。
親の沢崎プロのリーチはダブ東対子落としリーチなので、相当の本手であることが予想できます。自身の手に安牌候補がないかつ、リーチの河は相当薄いので、一応手の壊れない7sを切ったのだと思いますが、ここは9p切りの方が良かったんじゃないかと思います。
現状ドラドラとはいえ、手は愚形だらけで速度が遅く、相手は本手親リーチ。一応トップ目ですし、放銃した時にタンヤオが絡まないかつ3巡しのげる9p落としで完全撤退の方が半荘収支は安定するのかなと思います。
南2局1本場
1pを切ってリャンシャンテン戻しをした場面。うっかり7pを切ってしまいそうですが、白鳥プロはきっちり1p切り。
トイメンの丸山プロと下家の沢崎プロは捨牌からほぼ国士かチートイであることが推測でき、かなり速度は遅いといえます。
上家の勝又プロの捨牌からも特別速度を感じないので、ここは一通と789の三色を見て、1手先の形と打点を取りにいく時間があると判断したのだと思います。
打点と形、どちらも狙える素晴らしいリャンシャンテン戻しだったと思います。
絶好の5sを引いて高め一通の三面聴牌をした場面。
白鳥プローっ!なぜ黙ったんだー!なぜフォースを感じれなかったんだー!
おそらく直前に切れた1s狙いだったのだと思いますが、さすがにリーチでいいと思います…
南3局
トイメンの丸山プロから出た6mをポンした場面。
直後手詰まっていた沢崎プロが1mを打ち、勝又プロに2600の放銃をして結果的には「めでたしめでたし」になるのですが、ここはスルーで良かったんじゃないかと思います。
現状のハイテイは白鳥プロですが、ポンすることでハイテイが丸山プロに渡り、ハネマン確定の手にもう一度ツモ抽選を受けさせてしまうことになります。
ツモられると丸山プロにトップを奪われた状態でオーラスを迎えることになるので、放銃するかどうかもわからない沢崎プロにもう一度放銃抽選を受けさせるより、自分でハイテイをツモって静かにオーラスをトップ目で迎えた方がいいと思いました。
ただ白鳥プロは、捨牌からフォースを感じ、この瞬間沢崎プロが1mを放銃するということを知っていたのかもしれません。
最後に
11月25日終了時点での結果となります。
結局オーラス1本場に沢崎プロが満貫をツモリ、白鳥プロは2着となってしまいました…
上からのモノ言いとなってしまうのですが、めちゃ良いプレイングをしてたのに、所々「え?まじ?」的なことをしてたのが本当に勿体無い印象でした。
筆者は昔から白鳥プロのファンなので、頑張って結果出してるところが見たいです。
さて!次の記事なのですが、ABEMASが2連続で来たので、次はドリブンズにしようかと思います。
その他にも「この人の記事を書いて欲しい!」とか感想とかだけでもコメントをいただけると大感激なので、ぜひフォローして話しかけてやってください!
それでは次の記事で!
フォースと共にあれ
牌譜
東1局
東2局
東2局1本場
東3局
東3局1本場
東4局
南1局
南2局
南2局1本場
南2局2本場
南3局
南4局
南4局1本場(オーラス)
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